会いたかった
末光道代突然の夜中の電話
胸騒ぎしかない
電話口で叔母が泣いてる
とうとうその日が来たんだ…
私の祖母が９６歳の生涯を終えました
今まで何度も生死の境をさまよって
そのたびに奇跡の回復を重ねてきた
だからみんな今回も
きっと頑張ってくれると思ってた
そう信じてました
本当は五日後に会いに行く予定でした
笑って名前を呼んでくれると思ってた
だけと、もう私の名前を呼んでくれることは
できなくなってしまいました
ただただ、ばあちゃんの温かい手を握ってあげたかった
ばあちゃんが温かいうちに
会いたかった…
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